あーちゃんさん,りんりんさん,あじさいさん,読んでいただきたく口述筆記いたしました。
名残惜しい桜の季節は終わったけれど,虚ろな心に真赤に咲いている花があり,
それを目の前にかざして日々頑張ってきた気がします。
4月20日,京セラドームにその花を見に行きました。
ドームへの往来は病後の体にひどく応えましたが,
大阪は沢山の思い出のつまった第二のふるさと。
この地で東方神起に会えることは,今の私にとってこの上ない望外の喜びでもありました。
娘に連れられて行った会場は波のような人。
皆健康で溌剌とし,どちらを見ても老人は私一人の気がして身が竦みました。
初めてのプレミアムシートに腰を下ろし,開演までの一時間余りは本当に長く,心身に応えました。
やがて湧き上がる歓声の中,ユノとチャンミンが相も変らぬカッコよさで登場。
立っていなければ見えず,座って観戦できないのがつらい。
然し,歌いながらユノが目の前に。
その時,流すように客席を見ていたユノの目が一瞬私の目の中に立ち止まった。
舞台の上からでも場違いの私がわかったのかもしれない。
嬉しかった。
滝のような汗を流しながら走り回り,踊り歌い続ける二人を楽しむよりも案じる気持ちが強く,
「もう止めなさい,あまりがんばらなくてもいいよ。」と声にしたい気持ちだった。
翌日,残る力を振り絞って懐かしい鶴橋に行きました。
傘を買いました。
裏地に二人の姿を写し出した傘は杖の代わりとなって,足腰の弱った私を支えてくれました。
大阪に二人を残していくのが実の子を残していくようで不憫でならなかったのですが,
二人の傘が後ろ髪ひかれる思いを断ち切ってくれました。
梅雨が待たれます。
ありがとう,東方神起。
ユノ,チャンミン,ありがとう。